口笛禁煙法

タバコがやめられない。
というかそこまでやめる気にならない。
でもやめたいんだけど・・・。
そんな軽い気持ちじゃあ禁煙はうまくいきませんが、
ニコチンが体内から綺麗さっぱりなくなった時の爽快感は容易に想像がつくし、できることなら煙草をやめるべきだと、多くの喫煙者は思っているでしょう。
医者に行けば禁煙プログラムに参加できたり、ニコチンシールをもらえたりするんですが、わざわざお金をかけるのもバカらしいので無料で、また革新的でいて、全くの個人でできる新しい禁煙方法はないかな、と思って考え付いたものを紹介します。
それは口笛で禁煙する、とう簡単な方法です。
バカにされそうですが、いやいやこれがなかなかバカにできませんよ。
だけど科学的な根拠なんて全くありません。
でもまあ聞いてください。
煙草がおいしい理由の一つは、煙と一緒に空気を大きく吸って、それを大きく吐く、という行為がリラックス効果になり、気分転換できるからだと思うんです。
だから、言うなれば呼吸法を覚えれば、タバコいらずの体になると思ってヨガを習ったこともありましたが、喫煙の代用としての呼吸法の習得を考えていたので、やはり物足りなく感じてしまい禁煙も呼吸法の習得も失敗しました。
そんなわけで、だったらどうすればいいんだろう・・・、と長年紫煙をくゆらせながら適当に考えていたんですが、最近口笛禁煙術を偶然発見したんです。
簡単に口笛といっても、実は奥の深い世界で、楽器のように美しい音色を奏でるには技術が必要です。
とっても口笛が上手なアメリカのミュージシャンがいるんですが、彼のように素敵な口笛をマスターできるのであれば、タバコを捨ててもいい。と思ったのがきっかけでした。
吸って吐くというタバコと口笛の若干の共通点を無理やり繋げ、煙断絶を条件に口笛を完全にマスターしようと思ったわけです。
そんな強引な理由なので万人に通じる禁煙方法ではないかもしれませんが、楽器を弾いてみたい、と思ったことのある人や、単純に口笛を吹きたい、と思ったことのある人だったらこの方法は向いているかもしれません。
とっても手軽ですしね。
道端で煙草を吸いたくなったとき、携帯灰皿を持っていてもできるだけ人通りの少ない場所を探し彷徨い歩いてやっと、適当な場所を見つけた後、周りの目を気にしながらライターの火をジュっと点けるように、この方法でも煙草を吸いたくなったらできるだけ人の少ない場所に行って、周りを気にしながらピューっと口笛を吹きましょう。
これが案外、気分転換という意味では煙草に負けない作用があって、口笛は嫌な気分を吹き飛ばして軽やかで朗らかな気分にしてくれます。
音痴でヘタクソな口笛は煙草の煙以上に周りを不快にさせてしまう可能性もありますが、努力を怠らなければ素晴らしい口笛奏者になれますからがんばりましょう。
またヘビースモーカーであればあるほど、タバコを吸いたくなったら練習できるので習得も早くなり、今後素敵な人生を歩めるかもしれません。
その気になるためにも、上に書いたアメリカのミュージシャンの動画を貼っておきます。
Andrew Bird - "A Nervous Tic Motion of The Head To The Left"
Andrew Bird & Martin Dosh - "Simple X" - Live at Bonnaroo
健闘を祈る!!
悪い目覚め

考えている
いつも考えているだけだ
動かずに
何があったかを考えている
何をしようかと考えている
動かずに
時計を見ると5時半だった
寒いので動きたくない
目線だけを動かしている
指を動かしている
恐いぞ
これはかなり恐いぞ
「無駄なことを考えない」と僕に言うのならば、どこから無駄でどこから大事なんだろうか
吐き出したり働きかけたりすることや、子供を育てたり、昔好きだった子と偶然の再会をしたときに自信を持って挨拶ができたりすることが人生なのだろうか
ボーっとしているのは昨夜の酒が残っているからなのか
ちょっとした偶然が重なっているからなのか
こんなことを考えるのは無駄なんだろうか
目線を動かし時計を見ると5時40分だった
この10分間手先だけを動かして考えていただけだ
頭の重みや肩の張りを感じ、二の腕の痺れを感じて生きてることを実感する
純粋な欲望としての戦争と怯え

強欲な人間って好きではないんですが、僕だっておなかが減っているときは、飯屋などでいつもなら最初に気になる値段や味よりも、もっと本能に流されて量にばかり目が行きます。欲求がむき出しになってしまっい、食べられる量の計算ができなくなったように多めに注文してしまったりするんです。
でも、実はそのぐらいがよくて、計算ができていないほどに欲求が満ち満ちているハングリーな状態でいたほうが、人生はガツガツと行動できて上手くいくんだと思います。
僕のような陰気くさい人間に、強欲な人間って好きではないんですが・・・、なんて言われても全く気にせず突っ走れる方がいいに決まってます。
世間体とか、将来の不安とか、そんなことを理由にして、びびっていてもはじまらないんでしょう。
ただ怯えていて、自信満々な人間に嫉妬しているだけなんです。
戦争を無くそう、イジメをなくそう、と一般論のようによく言いますが、人間が共存するところに争いはつきもので、まだ話すこともできないような小さな子供でも、自分のおもちゃを他人に渡したくないとか、これが欲しいとか、そんな感情から周りの子供たちと争います。
欲望のままに人と争う姿もまた、生まれ持った人間の本能の一部なのだとしたら、一人前にイライラしたり、人を憎んだり愛したりはできるのに、競争本能のみ生まれた時から持ち合わせていなかったように機能しない僕やあなたは何者なのか。
それも多分、ただ怯えているだけでしょう。
じゃあ何に怯えてるのか?
そんなことはとっくの昔から知っているのにこわくて思い出さないでいるだけです。
ちょっとした贅沢

冬、夜一人で歩いています。家まではまだかなりありそうだ。
かなり冷える。
そんなとき100円で幸せを買いましょう。
夏の昼間。Tシャツは汗まみれ。肌にくっついて気持ちが悪い。
そんなときも100円でホッとできる。
僕はコインランドリーを探します。
コインランドリーで乾燥機に上着を入れて10分間乾燥させる。
夏場は着ていたTシャツを入れる。
変えのTシャツを持ち歩いてもいいし、いい機会だからと新しいTシャツを買ってもいい。
大きなリュックをいつでも背負っている僕はそれ様に着替えのTシャツも乾燥機に入れる前に吹きかけるファブリーズも10分間をさらに幸せにするための文庫本も持ち歩いてる。
でもそんなことは問題じゃない。
ちょっとした幸せを感じるために、たまには耐え忍ばなくたっていいと思う、ということです。
120円の缶コーヒーで暖を取るよりも、コーラで体を冷やすよりも新しい幸せな気分を味わえる。
さっぱりして、いい匂いの服を着てまた歩き出そう。
そうすると今度はジーパンの匂いが気になる。
靴下の蒸れも気になる。
今ではもう欲求を手に入れることは簡単じゃないから、そんなことでも更に嬉しく感じるたりもするものです。
ミゲル・カルデロン / Miguel Calderón

ウェス・アンダーソンの「ロイヤル・テネンバウムズ」という素晴らしい映画がありますが、
この監督の映画は細部までの作りこみが病的なまでに洗練されていてお洒落な雰囲気が醸し出されています。
映画に出てくるキャラクターもみんな個性的で魅力的です。
その一人がイーライ(オーウェン・ウィルソン)というキャラクターです。コンプレックスがあり、クスリ漬けになってしまっているので言動がおかしいのですが、そんな彼の部屋に飾られている絵が以前から気になっていました。
こんな感じで飾られています。


この絵が気になった人は少なからずいるようですが、日本語の情報が少なかったのでこの絵の作家について整理してみたいと思います。
ミゲル・カルデロン / Miguel Calderón
1971年メキシコ・シティ生まれ(June 1)。メキシコ・シティ在住。
非営利団体のアート・スペース“La Panaderia”を主導、現在は作家、俳優として活動しています。
サンフランシスコのアート・インスティテュートで映画を学び、以後、様式化された美術の方法論から脱した技法を駆使しながら作品制作を展開しています。自らのアイデンティティーを形成した渾沌の都市メキシコ・シティ、そして同時代のポップ・カルチャーが、その作品制作の源となっています。作風は"low-brow"「ローブロウ」のようだといわれています。
1998年の展示会で展示されていた作品"Aggressively Mediocre/Mentally Challenged/Fantasy Island (circle one)"をウェズアンダーソンによって買われて映画「ロイヤル・テネンバウムズ」に使われました。
ペンキ、写真撮影、ビデオ、インスタレーションなど様々な方法で作品製作をしています。
2005年の横浜トリエンナーレにも来ていたようです。
色々な作品を作っているようですが、ウェス・アンダーソンが 購入したという1998年に発表された3枚の絵が好きです。
“Bad Route”, 1998

“Attack”, 1998

“Escape from Caca-ville”, 1998

同じ時期の絵
“Take Us Away from Caca-ville”, 1998

写真作品
Freakshowから2007

Family Portrait2000

Evolution of Man1995

メイン画像はGuest of Honor2006



